刑事コタロンボ ep-02 「密告」


(ナレーション)
あの衝撃の「こたボーロ横領事件」から2ヶ月余
ここ、K川県警こた署刑事部捜査二課の室内は、何事もなかったかのように毎日が過ぎ
どこを見渡しても平和な賃貸の一室の姿がある

ただそのウラでは、日本という国家のシステムを根底から揺るがすような疑獄事件をめぐる闘争が進行していた・・・
法の目をかいくぐり、周到にカネを集める政治家たち
その中には、渦中の与党元幹事長・O澤氏の姿も含まれていた・・・
O澤氏が出馬した与党代表選の前後から
示し合わせたかのように政治家のスキャンダル、検察不祥事のリークが相次いだ

権勢を振るった大物政治家と、強大な権力を持つ検察の闘いの行き着く先は・・・
こた署の刑事達の間でも様々な憶測と噂が飛び交うまでに至っていた

(ガワラ巡査)なんだか双方、暴露合戦の様相だねー

(jam巡査長)政治家も検察も、なんでこのタイミングで次々と・・・ウラで色んな思惑が渦巻いてるんだろうねー

(コタロンボ警部)こら、キミ達。ボク達のお仕事はホシをあげて送検するまででつ
それ以降のことは検察の領分でつよ

(ガワラ巡査)すみません、以後慎みます

(jam巡査長)でも、やっぱりいろいろと推測しちゃいます。O澤側も検察側もそれぞれ内部の対立勢力が足を引っ張るために、双方へ密告してるんじゃないかと・・・

(コタロンボ警部)そこまで!
あれこれ邪推するのは刑事としてあるまじき行為
もっとシンプルに捉えないと、本質を見失ってしまいまつよ

(jam巡査長)警部はもっとシンプルに捉えていると?お願いします、警部の見解をご教授下さい。ぜひ!

(ガワラ巡査)ぜひ!

(コタロンボ警部)・・・(汗 (;・∀・)
こ、これはキミ達が考えているような複雑な密告合戦ではにゃい!
要は・・・

(jam&ガワラ)要は!?

(コタロンボ警部)・・・(-ω-)スゥ

(コタロンボ警部)O澤と検察の、ちちくりあいでつ!



(jam&ガワラ心の声)警部、「ち」が一個多いような・・・それ以前に、想像したくない

(こた)ごめちゃい(>ω<)

この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです

衝撃の「こたボーロ横領事件」の詳細は:

※ Dedicated to Mr. and Mrs. ☆kawa.

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