【著者について】
作りやすくて美味しいレシピで大人気の料理研究家、はるみ先生。いまも昔も雑誌やTVで頻繁に拝見します。
”痩せたコックは信用するな”というどこかで聞いた言葉がありますが、はるみ先生はとってもスレンダー。だけども料理番組で一緒に作る人(アシスタント的な)が美味しいと食べる姿を見て「でしょ?」ってドヤ顔のはるみ先生を見ると、ああ、この人は美味しいものを沢山食べさせてきた人なんだなぁと感じます。
お子さんの友さんや心平さんを見ても、美味しいはるみ先生のごはんをおなか一杯食べてきたんだなって思っちゃいますもん。
【ざっくりとした内容】
専業主婦だったはるみ先生、旦那様の仕事仲間やご友人にふるまっていた料理が評判を呼んで今のお仕事につき、「きょうの料理」から声がかかり出演されるように。
その「きょうの料理」の放送開始60年を迎えた記念に作られたのが、はるみ先生のレシピが詰まったこちらの1冊です。
【オススメの章・ページ】
10位 セロリつくね
セロリと和食に使いたくてできたレシピ。
この使い方は普通出てきません、おいしそう!
しかもみじん切りではなく、ごろっごろの角切りにしてセロリを強調しているので、セロリ好きにはたまらないはず。
私もセロリを買いに行こう!
【金言】
どれも気楽につくれるものばかりですが、だからこそ、丁寧に切ったり、美しく盛り付けることを心がけています。
72・73ページ
小さなおかずが あると食卓が 楽しくなります
はるみ先生が出ているCM、現在流れているSBフォンドボーカレーのセリフでもおっしゃっていますよね。
時短で作った料理は「(時短のわりに)美味しい」、丁寧に作った料理は「(やっぱり)美味しい」と、違ったニュアンスの美味しいがあると思います。
いつも丁寧にはできなくても、たまに丁寧に作るとやっぱり美味しいんですよね。