【著者について】
松本先生は、お知り合いを招いて「かえる食堂」を開かれています。こちらは一般開放のお店ではなく、お知り合いの間だけで開いている食堂。既にお母様になられている松本先生。この御本は2007年に出版されているので、若いころの松本先生が登場致します。
【ざっくりとした内容】
京都から東京へ。東京で開いた「かえる食堂」には、故郷・広島でご両親が育てたお野菜を使った料理を出されています。
「かえる食堂」の「かえる」は、学生時代にたまたま着ていたかえるのTシャツをご友人が見て「かえるちゃん」と呼ばれたのがきっかけとか。
この御本を見る前に、天然生活など雑誌でかえる食堂のことは知っていましたが、そういうことだったのかぁとスッキリしました。
【オススメの章・ページ】
52~53ページ
絵を描くように、ミシン刺しゅう
お料理の本ですが、春夏秋冬の区切りに出てくるミシンの刺しゅうを。
これが大変味わい深い上、オシャレなので、てっきりデザイナーさんが作られていると思っていました。レシピの絵もお上手ですし、羨ましいことこの上なく。
綿・麻・伊勢木綿などのうっすら透ける布を使ってミシン刺しゅうをするのだそうです。
凝ったステッチも曲線もない直線のみというのが、シンプルで挑戦したくなる。
黒よりも優しい仕上がりになるグレーのミシン糸を使うのがポイントみたい。
【金言】
新聞紙で型を作ると聞いて、さらに興味が出ました。
カステイラ
50~51ページ
新聞紙で型を作ってオーブンに入れると火災に繋がるなど、昔々記事を読んだことがあり私は実践したことがないのですが、金言では「さらに興味が出ました」。
これってとても大事で、とにかくやってみないことには分からない!
カステラ大好きなのに、躊躇していたのはこんなことだったのかと、ちょっぴり反省。
オーブンにかじりついて火の元を見ていればいいじゃない、やってみよう!と思った矢先、我が家には新聞がないのですよ。
新聞紙を手に入れたら、やってみたいと思います。
↓↓いつもありがとうございます。