自己啓発

58歳から日々を大切に暮らす

【著者について】

ブログ「60代一人暮らし 大切にしたいこと」で人気のショコラ先生。40代で別居され、初めての一人暮らし、二人の息子さんのごはん作りに毎日通い、各々部屋に戻るときに別居先に戻る生活を続けられます。その後1LDKの新築マンションを購入。生前整理というより老前整理をされた様子を綴られたブログは人気となり、この御本が出版されます。

【ざっくりとした内容】

営業職のキャリアウーマンだったショコラさんは50代を過ぎ無理がきかなくなるのを機に退職。63歳になられた現在はご本人曰く「普通のパートのおばちゃん」。だんだん体力・気力が落ちていく中、フルタイムから勤務体制を変えたり、月12万円の収入でやりくりするご無理のない生活が紹介されています。こう書くと高齢者の…?と感じがしますが、シンプルでとてもオシャレな生活なのですよ!所帯じみてなく、普通の生活でこうもセンス良く過ごせるのか~と勇気をいただけます。

【オススメの章・ページ】
ひとつで何役にもなるライティング・ビューロー

57~63ページ

独身の頃に手に入れた小さなデスクと椅子を持っていますが、今そのデスクにはレコードプレーヤーとスピーカーが乗っていて、椅子は猫の水飲み用の椅子になっています。それが不満ということではなく、こういう使い方も悪くないと思っています。現在は大きなダイニングテーブルで書き物やPC作業をしていて、それも使い勝手が良いので不満はないです。だけどもライティング・ビューローは憧れのお品物。いつかはショコラ先生のようにライティング・ビューローで夜は書き物をしたり、朝はメイクをしたりしたいもの。何より普段はコンパクトで使う時にテーブルを引き出すのも魅力。佇まいもすっきりとして魅力であります。

【金言】
「今まで人生を生きてきて、ある程度やりたいことはやった。だから、どうしようもなくなったら、死んでしまえばいいんだ」

22~23ページ
ひとりで20年暮らしてきたから、この先もこわくない

「死んでしまえばいいんだ」このフレーズはギョッとしますが、死ぬ気になったら何でもできると似ているものなのでしょう。実際そう思うことでショコラ先生は不思議と不安がなくなり何でも頑張ろうと前向きになったそうです。この気持ちが底にあると踏ん張れる気もします。刹那的に生きているわけでなし、生活を工夫しやりくりして上でのこの言葉。いいなぁと思います。

↓↓いつもありがとうございます。

この記事をシェアする