【著者について】
西山先生は東京・瀬田の自宅で「ちょっとのお菓子でちょっぴりしあわせ」をモットーにお菓子作りをお教えしている菓子研究家です。
この御本でも登場しますが「ガトー・バスク」「ガトー・ブルトンヌ」など、大好きなフランスの郷土菓子をもっと多くの人に知ってほしいと願ってらっしゃいます。
【ざっくりとした内容】
朝の用事を済ませての10時のおやつ、
ランチタイムの後の一口おやつ、
毎日楽しみな3時のおやつ、
夕食まで待てない腹ペコの時のおやつ…いつでもどこでも、おやつがあれば幸せ気分。
手間のかからない、材料をぐるぐる混ぜて焼くだけのレシピを集めた御本です。
100均で買えるような、使いきりのマドレーヌカップ・カップケーキの型・アルミのプリン型などを使った小さな焼菓子が特に素敵。
友達や職場に持って良くのも楽しいだろうし、自分用に作るのも絶対に楽しいと思う。
【オススメの章・ページ】
ガトー・バスク
クッキーとパウンドケーキの中間のような食感の、素朴な味わいのお菓子です。
バスク地方では、さくらんぼのジャムかカスタードクリームを中に入れますが、今回は手に入りやすいマーマレードにしてみました。
最初のお菓子のレシピだけあって、最初から最後まで写真付きで作り方が説明されています。
生地さえ作れば、中身を変えるだけでいろんなバリエーションが楽しめるのは良いですね。
伝統通りのさくらんぼを入れても、家にあるいちごやアプリコット、ブルーベリー、板チョコやヌテラなど…いろんなジャムやチョコ、スプレッドを入れて焼けば飽きることなく食べられるのが嬉しいところ。
また、絞り袋を使って生地を入れていくので一手間ありますが、仕上がりがキレイです。
【金言】
クッキングシートを折った手作りの型で楽しむ
ガトー・バスクのバリエ①
クッキングシートでは折り難いものが多いので、実際にはベーキングペーパーです(御本にも説明あり)。
正方形に切ったベーキングペーパーを使ってカワイイ小箱の折り方指南。
この小箱の型さえあれば、自分好みの大きさの焼菓子が作れるので嬉しいと思う。
早速ベーキングペーパーを手に入れなくちゃ。
↓↓使いやすいようにカットされているタイプです。