【著者について】
ダイアン先生はどんなお人だろうと著者紹介を覗いたら、「第三世代のサイキック」って初っ端からパンチのある言葉が並び、思わず調べてしまいました。未解決事件を扱ったアメリカのTV番組でコンサルタントを務め、私立探偵や警察当局への協力も多数。…すごい、物語に出てくる主人公のようじゃありませんか。
【ざっくりとした内容】
ダイアン先生のお名前は月の女神ダイアナにちなんでつけられたもの。だけども、取り立て関心を向けることはなく過ごされます。ある日、警察署に努めるご友人から「満月とその前後の晩は、緊急通報が増える」と聞き、それをきっかけに月は自身にどのような影響をもたらすのだろうと研究と試行錯誤を重ねられます。
月相を参考にしながら“直感による鑑定”を行っています(的中率が高いので有名になったみたい)。
５つの基本的な月相(新月・上弦・満月・下弦・晦“つごもり”)で月まじない。おまじないのお話です。
【オススメの章・ページ】
第11章 演出用のアイテム
天然の聖水“エレメントウォーター”
魔女・魔法使いらしい儀式で、読んでいてドキドキしました。
といっても、雨水を集めるだけなのですが、雨水だけでもフムフムと思うのに、雷雨がエレメント的にも最強！と謳われたらマジデスカ？！って。
家の中で雷が鳴り始めたりするとワクワクするので、雨水の容器を準備して、雨が降る前に庭へセッティングして、もしくは降り始めてセッティングするのも雨に打たれていいかもとか、なんだかとても楽しい章でした。
【金言】
月まじないを話題にするかどうかは自由ですが、否定的な反応をする人の前では避けた方がいいでしょう。
それは、まじなうことが間違いだからというわけでなく、自分の理解を超える話題を恐れる人がいるからです。
第８章 課題の克服ーー天気、スペース、信仰、周囲の理解
精神的課題……信仰や周囲の理解
これは月まじないに限ったことではなく、自分の大切にしていることは滅多に話さない方が気分良く過ごせると思うのですよね。同じように思う人にだけ話して、うんうんそうそう！と盛り上がった方が健全です。
