(「しましまの紐」中篇までのあらすじ)
名探偵こたロック・ホームズのもとを訪れた女性は、奇怪な事件に巻き込まれていた。
彼女の妹は深夜にブブゼラの音を聞いた後「しましまの紐・・・」という謎の言葉を残して深い眠りに落ちたという。
そして彼女もまた同じブブゼラの音を寝室で聞いたというのだ。
話を聞いたこたロック・ホームズは友人のワトスンにガワラー夫人の屋敷へ行くよう命じたのだった。
(jam)なにゆえに、僕「だけ」が事件の現場に行かなければいけないのだ。
百歩譲って、ホームズも一緒に来るべきじゃないの?
「・・・(-ω-)フッ・・・」
「ワトスン(jam)君、キミがこの事務所にきてもう一年だ。
そろそろ独り立ちしてもいいころだと思わんかね?
みごと事件を解決したあかつきには、あれほど反対していたO澤氏の国会証人喚問も認めようじゃないか」
(jam)・・・そもそも、僕はホームズの助手ではないし・・・
それに僕の住んでいたこの部屋に来て一年になるのは、ホームズの方だよね。
しかもキミは政治家どころかまだ参政権もない年齢(一歳)じゃないか。
あまり無茶を言うのなら、ご飯のあとのタマゴボーロは当分の間お預けにするよ
(ω・。)クルッ
「ガワラー婦人、ボクも同行しまつのでご安心下さい。
むしろ、最初っからそのつもりでしたからっ!」(`・ω・´)リンッ
(ナレーション)
こうしてホームズ一行はガワラー婦人の寝室に集まり、深夜を迎えた
(ガワラ)ホームズさん、これからどうしたらいいのですか?
「ガワラー婦人は、いつものように布団でおやすみになっていて下さい。
ワトスン君はこのデジカメを持ってそこの押入れの中で待機。
何か異変が起きたら必ずカメラに納めるように。」
「私はこれまでの推理をあらためて推考するため、隣の部屋でひとねむ・・・いやメディテーションしまつ」( ̄ω ̄;)アセアセ
(jam)・・・ホームズの行動に一抹の疑惑を感じるけれど、ここは言う通りにしましょう。
私は押入れで待機する事にします。
(ガワラ)え、ええ・・・そうですわね。
それでは私も失礼して、いつも通りやすませていただきますね。
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≪そして深夜3時≫
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ぶ、ぶーぶる、ぶーぶる、ぶぶっぶー
(jam心の声)!!ブブゼラの音だ!
(ガワラ)キャアアアアアアアアアアアッ!しましまの紐!
パシャ、パシャパシャパシャ![【◎】]∀・。)
ダッ、ダダダダダッ!
(jam)ガワラー婦人!大丈夫ですか!
(ガワラ)ワトスンさん!しましま、しましまの紐が私の首をヽ(ヽ゜ロ゜)ヒイィィィ!!
「隣の部屋でご婦人の叫び声を聞いた!ボクの来るのがひと足遅かったか(>ω<)
ワトスン君、犯人の顔は見ましたか?現場の写真は?」
(jam)ホームズ!残念ながら犯人の顔はよく見えなかった。
僕がカメラのシャッターを切るとすぐに犯人は逃げてしまったので、恐らくカメラにも顔は写っていないかと・・・
「・・・(*´∇`*;ホッ・・・では、そのカメラは役に立ちませんでしたね。」
「無駄なデータは推理の邪魔になるだけ!
ボクが責任を持って全データを破棄しまつ」(`・ω・´)キリッ
(jam&ガワラ)今、一瞬ほっとした顔した!
(jam)念のために、データを確認しましょう。
・・・ピコピコリン♪(デジカメを操作する音)
「あっ、ちょ!ワトスン君!まて!まってください!お待ちくだされ!」(((( ゜д゜;)))アワワワワ
(jam&ガワラ)!!Σ( ̄ロ ̄lll) こ、これわっ!!
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しゅっ!
(ナレーション)
jamのカメラに写っていたのは、まぎれもなくガワラー婦人の首に襲いかかろうとしていたこたロック・ホームズのしましまの尻尾であった。
後日、こたロック・ホームズの自供から、彼は眠っている間空腹になると無意識に喉を「ぶーぶる、ぶーぶる」鳴らし、ご飯をおねだりするため眠っている住人の顔のあたりをぐるぐる回るという恐ろしい夢遊癖のある事がわかった・・・
収監ヽ(´Д`)ノぁぁ・・・
名探偵こたロック・ホームズ「しましまの紐」【完】
名探偵こたロック・ホームズ「しましまの紐」前篇の詳細はこちら:
名探偵こたロック・ホームズ「しましまの紐」中篇の詳細はこちら:
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