ひしひしと台風の気配を感じる日に
観てきましたね
観てきました
私はちゃんと台風に備えて朝のうちに準備は済ませていました
水、食料、植木鉢、猫しまい、窓テープ、水嚢の準備、充電、ラジオ等々
偉いです
備えあればリスク軽減!本当に大事です
「名探偵ピカチュウ」に行った際に流れた予告を観て、必ず観ようと楽しみにしていた映画「イエスタデイ/YESTERDAY」
物語のティザー
舞台はイギリスの小さな海辺の町サフォーク
シンガーソングライターのジャックは、幼なじみで親友のエリーの献身的なサポートも虚しくまったく売れず、音楽で有名になりたいという夢は萎んでいた
そんな時、世界規模で原因不明の大停電が起こり、彼は交通事故に遭う
昏睡状態から目を覚ますと、史上最も有名なバンド、ビートルズが存在していないことに気づく...
ってこれはもう、なろう系じゃん、異世界転生無双系じゃん。大好きなやつじゃん。
観るっきゃない!
jamさんは異世界転生するラノベ大好き、重度の現実逃避癖の持ち主ですからね。納得です!
物語は期待通りの展開です。清々しいくらいの異世界チートでした(褒めてます)。
異世界チートもののテンプレートとして、主人公には突如として反則ともいえる能力や知識を与えられることが多く、それを利用してガンガン成長して強くなります。
成長につきものの努力や挫折といったストレスは殆どなくひたすら主人公の強さを読んで爽快な気分になれる。
その突如として与えられる能力のきっかけとして交通事故が多用されるジャンルです。
ボイル監督はラノベを読んでいるに違いない
たぶんそれはないと思いますが、、、
ところでjamさんはビートルズは好きでしたか?
実は、あまり聴いた事はないのです(すみません)
もちろんビートルズは音楽史に刻まれる象徴的なポップアイコンである事は承知していますし、リマスターされたベスト盤のCDも何枚か持ってはいるのですが、、、ビートルズの音がちょっと得意じゃないと言いますか、音質が良くないように感じられて聴きこんだ事はないのです(ビートルズファンの方たちすみません、すみません。私が無知なのです)
ビートルズのレコーディングについて少し調べてみました
ビートルズのレコーディング
ビートルズのデビュー当時、レコーディングは2トラックが通常でした。
この2トラックを仮にAトラック、Bトラックと呼ぶこととしましょう。
ボーカルと演奏をそれぞれ別にA・Bトラックに分けて収録したあと、二つを合わせてダビングしてAトラックに集約します。
そしたら空いたBトラックにコーラスを収録して、またA・Bを合わせてダビングしてAトラックに集約。
また合わせたいリズム楽器やボーカルがでてきたらBトラックに収録して、またA・Bを合わせてダビングしての繰り返し
当時はアナログ機材ですし、今みたいにノイズを除去する優秀なエディターソフトもなかったでしょうから、どんどん音を重ねていけばいくほどノイズも乗りますし音質も悪くなっていったのではないかと想像します(違っていたらごめんなさい)。
ですからあまりレコーディングに凝らないバンドやシンガーの方が音が良かったりしたのかもしれません。
それがまたアジなのかもしれませんが、わたしには全ての音が一斉に主張してくるような感じが得意ではなかったため、あまり聴きこむことがなかったのです。
今回劇中でたくさんのビートルズが歌われていましたが、どうでしたか?
めっちゃ良かったです
名曲揃い!
そうなんです。主人公のジャックが数々のビートルズの曲を演奏し歌うのですが、聞いてすぐに名曲とわかるほどの楽曲ばかり。
ジャック役ヒメーシュ・パテルの歌が上手いというのもありますが、劇場で現代の演奏とミックスダウンで聞くビートルズの楽曲は極上でした。素晴らしい!まさに耳福
こんなに名曲揃いなら
ビートルズがいまだに大人気なのも当然ですよね
それ、いまさらですよw
ですよねw
物語はどうでしたか
頭の中でビートルズの名曲と並行して
「いとしのエリー」が流れてました
いとしのエリー
完全にヒロインの名前の影響ですが、主人公ジャックの幼なじみで鳴かず飛ばずの頃に献身的に尽くしてきたヒロインの名前がエリーです。
ジャックがビッグチャンスを掴みかける頃から、ジャックはエリーと離れていってしまう事になります。近すぎる関係だったがゆえに恋愛感情に確信が持てなかったジャックにその責はあるのですが、エリーも奥手すぎるジャックに少し拗らせ病がすぎた所もあります。
「私と仕事どっちが大事なの?」的な選択を迫られても困る局面ってやっぱりあると思うので、その時のジャックの優柔不断さは理解できます。
しかしサクセスストーリーをもの凄い勢いで駆け上がる一方、ジャックはエリーとの別れを強く後悔します。
「Ah…You should go back. You don’t have to sigh. Ain’t nobody to disturb you.」
私の頭の中ではずっと「いとしのエリー」のイントロのコーラスが流れていました
「ねえ、戻っておいで、ため息なんていらない、誰も君を邪魔しないから」
いい歌詞だなあとしみじみしていた頃に、ある人物がジャックに決断を促す事になります。
その人物が
あまり知らない私でも鳥肌が立ちました
わたしもです
よくぞ生きていてくれましたって
このシーンを観れただけでも劇場に足を運んで良かったって思いました
ビートルズ世代じゃない私たちでも、ちょっと涙でそうになりました
素晴らしいです
78歳になった彼に会ったジャックがその後どんな行動にでたのか、それは
是非劇場で確かめてみてください。
劇場で最高の演奏と音質で聴くビートルズの楽曲達。
至福でした
主人公ジャックの歌声はサウンドトラックでも聴けます
共演のエド・シーランの歌も最高でした
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