自己啓発

幸せな小金持ちへの8つのステップ

【著者について】

お父様が成功した税理士で、物心ついた頃から多くの成功したお金持ちを見てこられた本田先生。小学校では偉人伝、大学に入った頃には創業者の成功物語を手あたり次第にお読みに。
二十歳の時にアメリカを一年間講演旅行していた時に、ユダヤ人富豪に会い、富の秘訣を教えてもらうというチャンスにも恵まれ、それを境に本田先生の「金持ち」研究は一気に加速します。
世界中の成功者にインタビューをして回り、経営コンサルタントとしてノウハウを元にご自分を始め、多くの人を成功に導かれています。

【ざっくりとした内容】

自分の大好きなことを仕事にし、豊かになった人たち「幸せな小金持ち」について書かれています。
巨万の富を持つ大金持ちは、自由にできる時間とエネルギーの大半を仕事に費やす必要があり、家族との時間があまり持てないためか、すれ違いが多く離婚を繰り返したり、お子さんが非行に走ったりなど、個人的な生活は壊れがちです。
そういった“大”金持ちよりも、愛する人との時間を最優先し公私ともにバランスが取れた“小”金持ちがいいよと説き、そこに至るまでの、そして至ってからの御本です。
ここでいう小金持ちというのは、お金のことを考えずに生活ができるということで、資産1億円・年間の不労収入が3千万円あるというのが目安でして…私は小金持ちってこの1/3くらいかなーと思っていました。小・小金持ちということでしょうか、まさか一般人ってことはないですよね?!

【オススメの章・ページ】
第4章「幸せな小金持ちになるための8つのステップ」
STEP(4) お金のEQを高める

お金と「健康的につき合っている度合い」のことで、どれだけ「楽しくお金を稼ぎ、味わって感謝し、豊かさの流れを信頼し、分かち合っているか」。

この章はタイトルにもなっていますし、本田先生が名付けた”お金のEQ”という言葉が出ているだけあり、みっちりと書かれています。
日本人は、お金は汚いもの・お金の話をするのははしたないこと・働かざるもの食うべからずの精神が刷り込まれているので、本田先生の御本然り、こういった考えを払しょくするための意識改革が必要だと個人的に思います。
受け取ることの難しさ、これを上手にこなしたいなぁ…と自省も込めて。

【金言】
人生には、あまり時間はありません。自分の嫌いなことをやっているヒマはないのです。

第6章 幸せな小金持ちへ――日常的にできる6つのこと
人生で大切なことを見極める

寿命ははたしていつまで、そして生きていても健康に過ごせるか、体が動くか、誰にもわからないことなのに、イヤだと思いつつこなしていることは多い気がします。
周りの期待に応えて自分以外のものになろうとしている人は、案外多いのではないでしょうか。
全部が全部やりたいことにするのは難しいと思います。ただ、もっと好きなことを増やして気の乗らないことの配分を積極的に減らさなくてはと思ったのでした。

↓↓いつもありがとうございます。
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