【著者について】
大人気ブロガーで、今では何冊もお片付けの本を出されているごんおばちゃま。私もブログは拝見していましたし、以前「あした死んでもいい片付け 家もスッキリ、心も軽くなる47の方法」読みました。
大阪のおばちゃまですが、関西弁ではなく丁寧な言葉で綴られているので読みやすいです。
【ざっくりとした内容】
タイマーを使って1日きっかり30分集中して片付ける、体力がなくてもできる、片付け方法です。
タイトル「あした死んでもいい片付け」の通り、生前整理のお話。
生前整理と銘打っているので、それなりの覚悟をもって片付けよ!と気持ちを強く持つことが大切。
死にゆく残り僅かな時間を使って片付けるの…?と、なんだか後ろ向きな印象を受ける生前整理とという言葉。そうではなく「生きている間に不要なモノを処分し、残りの人生心行くまで謳歌しよう!」が目的なので、明るい未来に繋ぐ話です。
【オススメの章・ページ】
第5章 片付けから解放される
夫婦で片づけを強要しない
大鉄則ですよね。大ゲンカの元です。
とはいえ、私も少し心当たりがあるので、強くも言えず…だからこそ、この章を読んで改めて心に誓います「もともとはこの人とは他人なのだ」。
相手を突き放したお話ではなく、片付けが不器用に進んでもいいじゃない、それよりも機嫌良く自分の不用品を片付けていこう、そして気持ちのいい家にして仲良く暮らそうという考え方が記されています。
【金言】
これからはいるモノいらないモノの線引きではなく、「使うか使わないか」の振り分け
第1章 モノは、必要最小限でいい
「使うか使わないか」を振り分けるポイント
気持ち的に「いる・いらない」ではなく、もっとシビアに「使うか・使わないか」
私は手放したくないときに「まだ使える」と手元に置くことがありますが、この感情は「使う」のではなく「使える」→「いる」に近いと判断しました。
比較的片付けは上手な方だと思っていましたが、つい、もったいないという言葉が頭をよぎってしまう根っからの日本人の私、まだまだです。