【著者について】
イラストレーターの池田先生は元・汚部屋住民。前作「片付けられない女のための こんどこそ!片づける技術」で涙ぐましい努力をされて汚部屋脱出(同じ部屋にお住まいですが)。
シンプルな絵柄でトライアル&エラー、難しい言葉も出さずに大変読みやすく工夫されたコミックエッセイを描かれます。
【ざっくりとした内容】
汚部屋から片付いたお部屋で快適に過ごす池田先生のもとに、編集者(担当さん)が遊びに来られることからスタートします。
この担当さんのお片付けスキルが非常に高く、整理整頓をし本も出しちゃおうという企画を池田先生にぶっこみます。
とはいえ、担当さんがずっと指導をするのではなく、初日に数か所気になる点をご提案。池田先生が分からないなりに沢山考えては改善していく様が描かれています。
【オススメの章・ページ】
第6章 あふれかえる紙モノのやっつけかた
数年前に書類の整頓をした私の悩みに直接語りかけるような章でした。自分の書類はクリアブックに入れて本棚に立てて収納していますが、夫の書類は種類別にクリアファイルに入れ、元々の引出しに収納、最近開けるのが困難な程に…(紙ってどんどん増える)。
クリアファイルにホチキス、立てる収納、ラベリング。
やろう、やらなきゃ。
【金言】
整理する過程で いっぺん
ぐっちゃん ぐっちゃんに なると思いますけど
担当さんのお言葉、御本で何度も登場…。
お片付けするときは、必ず一度この“ぐっちゃんぐっちゃん”に散らかるのは避けられないですよね。
だから腰が重くなるといいますか、あ…明日にしようかな、なんてダイエットの常套句みたいなことが口から出たりします。
ぐっちゃんぐっちゃんになる!と分かっているのだから、覚悟の上で臨みなさいということです、うう。