【著者について】
原作者のドーテン先生は現在アメリカを代表する人気コラムニスト。
マーケティング・リサーチ会社を起業し、マクドナルドやP&Gなど多くの大手優良企業を顧客に持ちトップレベルにまで会社を成長させたお方です。
その後新聞に載せたコラムが人気となります。
まんがは藤森ゆゆ缶先生。きれいな絵を描かれます。
【ざっくりとした内容】
デイル・ドーテン著「仕事は楽しいかね(THE MAX STRATEGY)」のまんがバージョンです。
タイトル通り、仕事にまつわるお話。本来仕事は楽しいものであるはずなのに、悩みの種になっていないか、と問いかけ意識を変えていく内容です。
原作に沿った、オリジナルの漫画内容になります。
私はこちらの漫画を先に読み、そのあとに原作を追って読みました。
マンガは読みやすく面白いです。
ただマンガは半分(ないくらい)、あとはデータと文章になっています。
データ好きな方には丁寧なつくり、漫画慣れしている人には読みにくいでしょう。
私個人としては原作の方が物語がずっと続くので、読みやすかったです。
【オススメの章・ページ】
エピローグ
新しい自分に
やはり成功体験を読むのは気持ちがいいですね。
現状に満足する、ちいさな幸せを味わう。これらはとても大切なことで、自然に出てくる感情だったら大歓迎。だけど、不満や不安を隠すための言い訳に使ってはいけないと思うのですよ。
はじめは小さなことでも少しずつ行動に移して、最終的に「こんなこともあんなこともできるようになった」と快適に過ごしたい。
【金言】
「多くの人々はしたくもない仕事をし 同時にそれを失うことを恐れているんだ」
第１章 試してみることに失敗はない
新しいことを始めたら笑われないか、今の仕事を辞めたら食べて行けるだろうか、こういった“不安”が付きまとい変化を恐れることは多く、そして“退屈”を抱きながら時は過ぎていく。
変わらないまま時だけが過ぎると今度は“不安”は増大し、“退屈”からはもっと逃れられなくなる。
本当にその通りだなぁと思います。
行動に移した時の「なんだ、早くすれば良かった」と幾度思ったでしょうか。
この章のタイトルになっている「試してみることに失敗はない」は物語の主軸となっています。
