節約

老後の住まい: 老後の自立は小さい家から


kindle版:老後の住まい: 老後の自立は小さい家から

【著者について】

長野先生はFP(ファイナンシャルプランナー)として活動されています(2015年時点)。
いつか階段だらけの3階建てからフラットでコンパクトな中古マンションにリフォームして住み替えたい、できればもう少し駅近、かかりつけ医に歩いて行けて、図書館・スーパー・公園の近く、自営業で退職金がないので「住み替えで老後資金確保」も目論んでらっしゃいます(大切)。
歯切れのいい文章、田舎暮らしの大変さを正直に書いてあるところ、老後の都会暮らしの具体案など、私は相性が良く他の御本も読んでみたいと思っています。

【ざっくりとした内容】

面倒なこと、考えたくないことはつい後回しにしがち。
だけど、こと老後の暮らし方、住まいに関しては先送りにしていいことは何もないと長野先生。
坂道を下るように出来ることは減っていくけど、この坂道の傾斜をできるだけ緩やかにして、自立心や自尊心を失わないために対策を取っていこうという御本です。

【オススメの章・ページ】
第六章 理想の住まいは「ちいさいお家」

元々小さな家が好きなのでこの手の御本をよく読みますが、長野先生も小さなお家大好きのご様子で、読んでいて嬉しいです。
便利なものをどんどん取り入れて、人の協力も借りて、身の丈に合った生活をする。
この章は一つ一つの当たり前を、きちんと説明して納得する章です。

【金言】
つまり、便利な小さい家は700万円ぐらいから1500万円ぐらいで手に入る事が出来る。

第十章 小さい家のお値段

小さな家は一戸建てであれ、マンションなどの集合住宅であれ、買っても借りても安く、貸したり売ったりしやすいと書いてある通り。
我が家は転勤があるのでまだまだ賃貸生活ですが、賃貸でも小さなお家に住んでみて感覚を養うのも手だと感じているので、御本は老後を見据えての内容ですが40代の私も十分に役に立つお話でした。


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