祭りはいつも突然に
今日は家人の悪癖について少々苦言を呈したい。
わが家には突然大量の果物が届く事がある。
例えば、
こんな風に……
私が以前、うっかり
「島バナナが好き。少し酸っぱくていくらでも食べられる」
と家人に話したためである。
私を喜ばせたくてバナナを沖縄からお取り寄せしたらしい。
ちなみに家人はさほどバナナに興味はなく、さほど食べない。
大量の青い島バナナは追熟のため部屋中に吊るされ、さながらバナナ祭り。
ちょっとバナナが嫌いになりかけた私である。
そんな具合にしばしばメロン祭り、パイナップル祭り、マンゴー祭り、パパイヤ祭り、桃祭り、いちご祭り。変ったところでは島らっきょう祭りが開催されたこともある。
正直、島らっきょうは厳しかった(下準備の外皮むきが大変なのだ)。
当然、迷惑な犯行を行った家人には下ごしらえの任に就いてもらった。
忘れたころに犯行を繰り返す家人……なかなか懲りない人だな。
そんな事を考えつつ、手元のバナナを見つめる。
風邪をひいた家人の体力回復用に買ってきたものだ。
そのまま食べても良いのだけど……家人にリクエストを聞いてみた。
「バナナブレッド」
良いでしょう。リクエストに応えましょう。
「紅茶バナナブレッド」のレシピ
下準備
⑴冷凍バナナはレンジで半解凍。
⑵生のバナナの飾り部分は取り置き、モナーちゃんのスダチをかけておく(変色止め)。
⑶オーブンは200℃に余熱
※モナーちゃんとは家人が可愛がっている後輩である
調理手順
① 飾り用以外のバナナは手でちぎって、ボウルに入れておいた半解凍のバナナと合わせマッシャーで粗く潰しておく。
② ヨーグルト、玉子、菜種油、すだち果汁を加えてよく混ぜる
③ 小麦粉、ベーキングパウダー、ティーバッグから出した紅茶の茶葉を②にふるい入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜる。
④ 容器に流し入れ、バナナを飾る
④ 200℃に上がったオーブンに入れて15分
⑤ 一度出して包丁で真ん中に切れ目を入れる
⑥ 180℃に下げて、30分
⑦ 竹串を刺して生地が付いて来なければ出来上がり
うん、ちゃんと焼けている。
そして奥にもブレッドが見えるが猫だ。
私は酸味が効いた方が好きなのでスダチを追加でかけてもいいな
家人の方は追加のリクエストで表面をオーブンで焼いて、バターを乗せる。
さあ風邪ひきさん。お茶の支度ができましたよ。
たっぷりカロリーを取って早く治してくださいな。
おススメの音楽 「The State I’m in」Leigh Nash
オールディース風のポップスアルバム
世界がアメリカに憧れてた頃の少し懐かしい街の景色が浮かびます
レコードプレイヤーをお持ちの方は是非アナログ盤でも聴いてみてください
<Amazon おすすめCD>
The State I’m in リー・ナッシュ(2015年リリース)